2014年07月11日

脱・美容室あるある  こだわろうかなとおもうとこ

こんにちは。


何もない、誰も来なそうな・・・そうでもないような所に美容室を開きます


PS Hair Design(ピーエスヘアーデザイン)の杉田ゆうきでございます。



まずは自己紹介って所からかと思いますが
僕のことは誰も興味ないと思いますので、とりあえずどんな店を作りたいかって事書きます。

読む人にとっては非常に微妙な気分になるかもなのですが
ただの小僧の小言と思って聞き流してくださいね。



僕は10年都内で、1年土浦で美容師として働いてきました。
最初の10年間、同じ美容室で働いて来たのですが
そこのお店は腕一本、技術がすべて!といった感じで
そこの地域では技術のある店。といったらそこの店という感じのところでした。

美容師をやると決めた以上腕を磨かないと意味がない。と思っていたので理想の環境でした。
オーナーも業界では有名な方でしたので、大手メーカーの新商品の情報も発売前から聞けたり
メーカー主催の講習会などもたくさん参加出来、満足でした。


ただ何年か経ち、現場で働く美容師として少しずつ
どうしても理解できない事が増えてきました。




このトリートメントで髪の毛がストレートになります→トリートメントってなんだっけ??

この薬は痛みが無くパーマがかけられます→といっても痛みを感じる。痛ませない薬で痛ませるおれって天才?

このトリートメントで髪の毛が治ります→・・・って言って何回目のトリートメントだこれ?

マイナスイオンのミストの力でお肌も髪も良くなります→何も悪いところが無いと言っている所がまた怪しい。結局毒にも薬にもなっていないような・・・≒ただの蒸気??


お店で買える高い商品とかも
目瞑って鼻つまんで手触りとか確認するとそれぞれの特徴とか・・・そんなに変わらないよね。
実際『〇〇っていう成分が良くて~』とか言ってもその〇〇ってのもほぼ入ってないとか。



などなど。なんかもうお客さんを騙している感じがしていました。





メーカー、材料屋は相変わらずイメージで話をしてきます。
それを聞いた現場もそのイメージだけが全てと思ってしまいます。

僕もそうだったので、そうなんだと思います。


それを専門的な知識と思い込むとデザインの限界が割と早く来てしまいます。
もっともっと本当は楽しめるヘアスタイルが
僕の無知のせいで幅を狭めている現実がありました


良かれと思ってやっていたことが
特に意味なし(笑)


大手のメーカーになると特にそうなのかもしれませんが
多くの人(美容師)に使ってもらえるような商品を作りたいとき
誰が使っても間違いが起こらないような物を作ると思います。
使い方を間違えるとやばいことになるようなものは、現場での使い方次第では
クレームしか出ないですからね。


有名なブランドだからとか
高いからいい物とか
そこには一切拘らず
無名でも有名でもいい結果が出る。
値段に見合った価値を感じられるものばかり集めてみようと思います。

なので
よそにはあまりない物がたくさんで
よそにはたくさんある物があまりない

そんな店になると思います。



イメージ無視のじゃじゃ馬な材料ばかり。
でも僕もプロですから。


プロがやっても素人がやっても結果が同じものなんて
お店でやる意味ないと思いませんか?
もっともっとデザインの可能性広げて見せます。